会長あいさつ
ボウリングを取り巻く状況はここ数年厳しいものがあります。それでも新型コロナ感染症の制約から解放された今、ボウラーの皆様がのびのびとボウリングに取り組み、真剣勝負に挑む姿がまぶしく映ります。皆様がボウリングを通じて仲間と交流し生活の糧を得る機会を守りたい、そして増やしたいと強く思います。
2024年4月、全日本ボウリング協会は60周年の節目を迎え、JAPAN BOWLINGと名前も新たに再出発いたしました。合言葉は「Bowl for All!~すべての人にボウリングを~」です。JBC時代からボウリング界を担ってきた仲間たちとは、これからも共にボウリングの魅力を守っていきます。一方で、まだボウリングの楽しさや、JBを知らない人たちに向けて、接点と受け皿を作ることに、より注力していきます。
多様性の時代に、すべての人に合わせて様々なかたちを用意することは簡単ではありません。ですがボウリングは誰でもできるスポーツです。取り組み方に違いがあっても、人と人とをつなぐ接点になれるはずです。シンプルに、ボウリングの楽しさを皆で共有することから、一歩ずつ前進していきたいと思います。どうか倍旧のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
公益財団法人 JAPAN BOWLING
会長 丹羽 秀樹